ikebeoiの日記

ただの日記

0番街

f:id:ikebeoi:20180908001733j:image

先日、仕事を終えフェリーから降りると父がいてサクッと一杯行かんかいということになってまたフェリーに乗って因島へ。行き先は父が何十年も通っているおでん屋。このおでん屋がある場所は一階が船の待合室、切符売り場、飲み屋が数件、二階以上は駐車場。いい感じに薄暗くて汚くてたまに臭い。

ここのおでん屋の女将京子さんはいつからかおでんをやらなくなった。数年前に行ったときはは父が頼んでおでんをつくってもらっていた。皿によそって出すときに、ここのおでんは美味しくなーいと楽しそうに言っていた。今ではおでんを入れておく保温器は食器棚と化し、冷蔵庫の中にはビールと少しのアテくらいしかない。数日間冷蔵庫に入れっぱなしだった茹でた海老がええ感じに干からびていて食べたら美味かった。腹壊してもそこは自己責任。他にも味付け海苔は賞味期限が1年近くきれていた。それを良しとする客しかここへは来ない。

飲み屋にくると必ず昔話になる。オバケブラジャーの話を聞いた。京子さんは若かりし頃から基本はノーブラなんだそう。ある時、人に会う用事があるとかでブラジャーを着装していて、その後店へ戻って着装を解除。店内で人目もはばからずブラジャーを外した。そしてそのブラジャーのビッグカップ具合に客が驚いて、そのブラジャーはオバケブラジャーと呼ばれるようになったそう。ワコールの別注品やって。次くるまでに店の壁に貼り付けといてと頼んだけど断られた。

興味が湧いた昔話はこれくらいやった。

その後、父がスナック行って歌って帰ろうといつものコースを提案してきた。私はスナックが好きではない。わけのわからんやつらのカラオケ聴きながら味のわからん水割り飲んで何が楽しいんかわからん。

結局はおでん屋の斜向かいにショットバー風の店が珍しく開いていたのでそこへ流れた。

店へ入る前にまずやってるかどうかの確認をしにいった。そしたらお店の女の子が客席に座ってチャラチャラ電話していた。その時点で期待はできないなと思った。こちらに気が付いて慌てていらっしゃいませ、と。フェリーの最終便までの小一時間の間にさっきここに座って鼻くそほじっとったよねと3回くらい言ってあげました。全然喜んでくれんかったなー。

f:id:ikebeoi:20180908005407j:image

jack&ghetto頑張ろー。